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銀行からのお知らせ
プレスリリース
2018年10月30日
住信SBIネット銀行株式会社
決済事業における「WeChat Pay」ブランドの取扱開始
~国内加盟店での購買促進に寄与する中国と日本のシームレスな環境を構築~
住信SBIネット銀行株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:円山法昭、以下「住信SBIネット銀行」という)は、中国での月間利用ユーザー数8億以上の決済サービス「WeChat Pay(微信支付)」(以下、WeChat Pay)の運営会社である「Tenpay(财付通)」とアクワイアリング契約を締結し、「WeChat Pay」ブランドの取扱いを開始いたします。また、加盟店の獲得および利用者向けマーケティング等に関し、中国で実績のある「CYUI(承遠國際有限公司)」(以下、CYUI)と提携することで、「WeChat Pay」取扱店舗網の迅速な拡大を目指します。
背景と目的
昨今、中国人観光客の日本国内の消費総額は訪日観光客全体の約4割※1に達しており、店舗の中国電子決済に対する関心も高まっています。中国人にとって商慣習となっている「WeChat Pay」の決済手段を導入することにより、住信SBIネット銀行の加盟店を通じて、ストレスフリーな買い物体験を中国人利用客に対して提供してまいります。
- ※1 観光庁 観光統計 訪日外国人消費動向調査より引用
WeChat Payとは
「WeChat Pay」は、中国のコミュニケーションアプリ「WeChat(微信)※2」に紐づいたモバイル決済サービスです。「WeChat Pay」を導入している店舗で、商品・サービス代金支払いや、他のユーザーへの送金等をアプリを通じて行うことができ、中国国内では欠かせない決済インフラとして浸透しています。
- ※2 「WeChat」は、中国の「Tencent(騰訊)」が提供する中国最大のコミュニケーションアプリであり、決済機能を土台としてシェアサイクル・フードデリバリー等多彩な企業のサービスを統合し提供しています。
CYUIとの提携について
今回、中国で「WeChat Pay」用の決済アプリを提供しているCYUIと提携いたします。CYUIは、中国で年間1.4億の利用実績があり、メトロ電子チケット、有料道路料金、電子納税等の中国人の生活に密着した決済サービスを提供しています。加えて、店舗の商品情報やお得なクーポン配布による購買促進等、利用客に対するプッシュ型のアプローチを得意としています。
今回の提携により、CYUIのマーケティング機能(クーポン発行等)を日本でもシームレスに利用可能な環境を構築することで差別化を図り、大手鉄道事業者、ホテルチェーン、飲食・衣服チェーン、旅行会社等、幅広い業界へ取扱加盟店を拡大し、中国での利用者をその加盟店に誘導、利用促進を共同で行っていく予定です。
導入イメージ
Tenpay会社概要
名称 | 财付通支付科技有限公司(英語表記:Tenpay Payment Technology Co., Ltd.) |
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代表者 | 馬 化騰(Ma Huateng) |
本店所在地 | Tencent Building, Kejizhongyi Avenue, Hi-tech Park, Nanshan District, Shenzhen |
事業内容 | モバイルペイメント事業 |
CYUI会社概要
名称 | 承遠國際有限公司(英語表記:ChengYuan United International Co., Ltd.) |
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代表者 | Alan Tam |
本店所在地 | Amber Commercial Building, Morrison Hill Rd 70-74, Wan Chai, Hong Kong |
事業内容 | モバイル決済システムの提供、アプリ上でのプロモーション事業 |
住信SBIネット銀行は、お客さまに常にご利用いただける「あなたのレギュラーバンク」を目指して、更なる利便性の向上と社会の発展に寄与する新しい価値の創造につとめてまいります。
以上